こんにちは

クリニカルオフィスかえで治療院の高松です。
ブログを見て頂いて有難うございます。

肩こりが続いてしまうと肩が固まった感じや石が乗ったように重く感じると
表現する方もいますね。

また、あまりにも続いてしまうと頭痛やめまい、吐き気にまでつながり、
辛い思いをしている方も多いのではないでしょうか？

今回は肩こりの解消でやってほしいただ一つのことをご紹介をします。

これを読むことで、肩こりに悩んでいる方が簡単で楽に肩こりの解消ができます。

肩こりの解消でやってほしいただ一つのこと

『肩を後ろに回すこと』です。

え？？そんなことで良いのと思いましたか？？
そうなんです、そんなことで良いです。

なぜ、肩の後ろ回しで予防になるのかを説明します。

前は縮んで、後ろは伸びて

現代でも昔でも、人は前で作業することが多いですね。

さらに、デスクワークやスマホ、タブレット端末が普及し、
一昔前よりも前屈みになることや背中が丸くなることが多くなりました。
スマホ首やストレートネックなんて言葉も
よく聞く言葉になっているのではないでしょうか？

前で作業することが多いということは、
胸や腹筋などの前側の筋肉はよく縮んで動いています。
反対に背中や腰、首・肩の筋肉は伸ばされています。

やってみると背中や肩まわりが突っ張ったり、張る感覚がわかると思います。

単純に前は縮んで、後ろは張っている状態が続くのです。

体の筋肉は前側も後ろ側も適度に張り、
適度に縮んでいる状態が良いです。

例えば、これがバランスの良い状態だとします。

筋肉が前側だけ縮んでいて、後ろが張っている状態はバランスが悪い状態です。
あまりにも続いてしまうと、前側の筋肉が縮んだまま硬くなり、
後ろ側の筋肉は張ったまま硬くなります。

常に前側だけが縮んでいる状態や
後側だけが伸びている状態を変えてあげることが大切です。

また、背中の筋肉は大きな筋肉に覆われていて、首の付け根まで伸びています。
背中や肩の動きが乏しくなると、自然と硬くなり
肩こりや首こりの原因となってしまいますし、胸周りの筋肉が縮みっぱなしになると
巻き肩や猫背の原因にもなります。

肩の後ろ回しを行うことで背中の筋肉が縮み、
肩甲骨が動き、背骨周りの筋肉を緩めてくれます。

同時に胸周りの筋肉を伸ばすことができ、
前後のバランスを適度な状態に保ってくれます。

肩や背中の筋肉が緩むメリット

背中の筋肉は画像のように大きい筋肉や小さい筋肉がたくさんあります。
背中の筋肉が緩む事で

• 背中の筋肉の血流が良くなる
• 姿勢改善をしやすくなる
• 猫背、巻き肩の予防になる
• 背骨の動きが良くなる
• 肋骨の動きが良くなり呼吸がしやすくなる
• 神経の伝達がしっかり伝わるようになる

etc…

まだまだたくさんのメリットがあります。

なかなか背中に対するのストレッチや運動というと
ピンと来ない方もいるのではないでしょうか？
この肩の後ろ回しだけで肩も背中も筋肉が緩んでくれます。

ではやり方を説明します

肩の後ろ回しのやり方

①腕を真っ直ぐにし、肘を曲げないように後ろに回します。
（どうしても伸ばせない状況の場合は曲げてもOKです）

②大きくゆっくり、今の自分の最大限の大きさで大きく回します。

③20回～30回ぐらい回します。

④やり終わった後に肩の前後左右が温かいような、
熱いような感覚があればしっかりできている証拠です。
（感じない場合は筋肉がしっかり動いていないかもしれません。
もう10回ほどやってみましょう）

【やる際の注意点】

・行ってみて、痛みがある場合は痛みの出ない範囲で行ってください。
ストレッチのような突っ張り感がある方は動かしながら少しずつ動きを大きくしていきましょう。

・腫れがあったり、医師からみてもらっている場合は医師の指導の元に行ってください。

・使い慣れていない筋肉を使うため、次の日に筋肉痛が出る場合があります。
悪くなった訳ではないので、やれそうであれば行ってください。
辛い場合は1日休み、次の日から行ってください。

朝やお昼休み、夜寝る前のストレッチ時に行ってみてください。

肩を回すクセをつけるだけで、肩こりや首こりはもちろん、
腰痛に困っている人の痛みの軽減にもつながります。

出来る方は1日3回必ず行い、１週間続けてみてください。
きっと変化を感じれると思います。

是非やってみてください
最後まで読んでいただいて有難うございます

クリニカルオフィスかえで治療院

高松　均人（タカマツ マサト）

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